今本当に、登校しぶりや不登校のお子さんをおもちのかたが多いようで、昔わが子が同じ時期を過ごしたことを思い出します。
HSC =敏感で繊細な気質を持つ子どもでした。
夏休みも終わりに近づく時期に、「はぁ、この子新学期はいけるのかな」と不安だったあの頃。
でも、子どもが自分自身で心を整え、自分の力で歩き出せる。そうなるように、導く方法はあります。
行きたくない」は、小さなSOS
休み明けは朝になって、お腹が痛いと言い出したり、突然泣き出したりして、頭でわかっていても「どうしていけないの?」「私の育て方が悪かったのかな」そんな気持ちになるかたも多いと思うんです。わたしもそうでした。
そんな時にひとつだけ思い出してほしいことをお伝えさせてください。
それは「行きたくない」は子どもからの小さなSOSということ。
ここで、無理に答えを探さなくても大丈夫です。大人が「何がつらいのかな?」とそっと心を寄せてくれるだけで子どもにとっては大きな安心になります。
「行きたくない」の奥には、心の色ごとの理由があるのです。

心の色別 行きたくないの理由
心の奥にある理由を4つの「心の色」で見てみましょう。
同じ「行きたくない」でも、子どもによって感じていることは全く違うのです。(ここでは子どもと書いていますが、実は大人も同じです)
レッド→頑張りすぎて心が疲れている
「できてないことを知られたくない」「迷惑をかけたくない」と一人で抱え込みがち
イエロー→気分の波が大きい
前の日までは平気なのに、朝になると動けなくなることも
ピンク→人間関係にとても敏感
友だちや先生のちょっとした言葉が心に残ってしまう
ブルー→不安や心配がどんどん膨らむ
「行ったら何が起きるんだろう」と考えすぎて体調に出やすい
どの色が良い・悪いということではないです。どんな心の色にも、プラスの面、マイナスの面が必ずあります。
どれも、その子が一生懸命生きている証なんです。
お子さんの心に「今、こんな色があるのかも」と思ってもらえたら、それだけで少し気持ちが楽になるかもしれません。
心は、日々移り変わるもの。だから、いつもずっと同じ色というわけではありません。
そばにいる大人がその見極めができるようになったら、子どもとの心の距離がグッと縮まります。
心の色別 声かけ・関わり方のヒント
レッド(頑張りすぎている子)
「休んでも大丈夫だよ。ちゃんと頑張ってること知ってるよ。」
→「頑張りを認める言葉」で安心できます。
イエロー(気分の波が大きい子)
「今日はどんな気分?できることから一緒に考えようか。」
→今の気持ちを言葉にするのを手伝うのがポイント。
ピンク(人間関係に疲れている子)
「つらかったね。話してくれてありがとう。」
→気持ちを受け止めてもらえるだけで心が落ち着きます。
ブルー(不安が膨らむ子)
「何が心配?一つずつ一緒に考えよう。」
→不安を整理して小さく分けると楽になります。
子どもの心に寄り添う 行動承認・存在承認
どの心の色の子も、そばにいる大人に「ちゃんとわかってもらえた!」「言葉にできなくても否定されない」
「自分はここにいていいんだ」と感じることで、また少しずつ前を向く力が育ちます。
不登校、行きしぶりは、弱さや甘えではありません。その子だけの理由が必ずあり、周りと比較しないことが大切です。
本来誰もが「生きる力」が備わっています。
長い人生の中で、少し立ち止まる時期。それが学生時代だったということ。その行動を大人が認めることからです。
今回ご紹介したのはほんの一部です。
もっと詳しく、お子さんのタイプを一緒に見つけて毎日の関わり方を学べる機会をご用意しました。
【夏休み明け 子どもの行きしぶり、不登校に悩むママへ〜4色でわかる!わが子の心のサインとママの対応法〜】
・行きしぶり、不登校の背景とは
・お子さんの心の色別特徴
・心の色別夏休み明けに出やすい行動パターン
・心の色別いきしぶりの理由、声かけ
OKワード、NGワード
・心の色別ママの特徴
気づいてない子どもとの関わりのクセ
詳細はこちらにまとめました。
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ただ、こちら夏休みキャンペーンとしての特別企画なので、8月31日までの企画となります。
必要だなと感じる方はご覧ください
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